スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2.ガウェインと緑の騎士

全身を神々しい緑色の衣装に身を包み、その姿は巨体というより巨人ような騎士が、遠い田舎から「円卓の騎士」の武勇を耳にしてキャメロット城を訪れた。


その緑の騎士は噂に名高い「円卓の騎士」がどんなものなのか知りたいと挑発してきた。



そうして、緑の騎士は、手にしていた大きな戦斧を自分の首に振りおろし、一年と一日後に、今度は自分に同じことをさせると誓える挑戦者を求めた。



誰も名乗り出ないので、緑の騎士が高笑いと共に侮辱的な言葉を「円卓の騎士」にあびせるので、アーサー王が挑戦しようとすると、それを制するようにガウェインが名乗り出た。




こうして、ガウェインが戦斧を緑の騎士の首に振ると、緑の騎士の頭は胴体から離れる。




ところが、胴体は離れた頭を拾い上げると「一年と一日後に待っている。」と言い残して去って行く。



それからの一年近く、ガウェインは死刑執行を待つ心持ちで苦しい苦しい時間を過ごすことになる。






約束の日の3日前から、ガウェインは約束の場所まで2時間ほどの距離にある館で過ごす。

親切な館の主人は3日間、ガウェインのために狩りに出た。


一方、館の主人が狩りに出ると、王妃グィネヴィアよりも美しい館の奥方がガウェインを誘惑する。


ガウェインは「親切なご主人を裏切れない。」と奥方のプライドを傷つけないように、礼儀正しく丁寧に断った。


そんなことが3日間繰り返された。


ガウェインの約束



そうして、約束の日にガウェインが緑の騎士に会いに行くと、緑の騎士はガウェインの首に戦斧を振り落とす。




戦斧はガウェインの首をはずして頬をかすめた。





ガウェインが頭を上げると、緑の騎士は館の主人に姿を変え「誘惑と恐怖に打ち勝った君を赦そう。」と言うのであった。










かなり簡略化し、玄人向けではないけれど深い、歴史や伝説などを表現するブログ

「円卓の騎士」一覧(アーサー王伝説)

歴史や伝説の偉人を5行で表現するブログ




神話 ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アーサー・ペンドラゴン

Author:アーサー・ペンドラゴン
「アーサー王伝説」関連の物語は著書によって、内容も登場人物の設定までも変わりますが、統一性の高いものを優先しつつ、ストーリーに矛盾や無理が生じにくいように一連の流れを書いてみました。

カテゴリ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。