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10.アーサー王の最期

モルドレッド






グィネヴィアが先にキャメロット城に到着すると、留守を任されていたモルドレッドは強引にグィネヴィアを自分の妻にし、自らが新たな王であると宣言した。





モルドレッドがアーサーへの謀反軍を起こすと、キャメロット城の繁栄を妬んでいた周辺の豪族や諸侯が次に次にモルドレッドに味方した。







モルドレッド軍とアーサー軍はカムランの地で衝突し「カムランの戦い」は、これまでこの地上で起きたいかなる争いよりも激しく凄惨なものとなった。







そうして、多くの犠牲を出しながら、モルドレッドとアーサーが直接対峙した。

How_Mordred_was_Slain_by_Arthur.jpg



アーサーの槍がモルドレッドの腹を貫通した刹那、モルドレッドの剣は渾身の力でアーサーの脳天を叩き割った。





モルドレッドは即死し、アーサー王もすでに虫の息であった。





息絶え絶えのアーサーは、数少ない生存者であったベディヴィエールに、自分を近くの湖にある小舟に寝かせるように命じた。





小舟に横たわったアーサーは言った

アヴァロン



「私はアヴァロンに行って、このひどい傷を癒さなければならない。しかし、いつの日か、この世界が窮地に立ったとき、私は戻ってくる。それがいつなのかは私にも分からない。ただ、それが遠い先であることは間違いない。」






一方、グィネヴィアは、残りの長い人生を修道院で過ごすことを決意する。




時しばらくして、キャメロット城の滅亡を知ったランスロットが、グィネヴィアのいる修道院に現れ、ランスロットが再びグィネヴィアを求めると、グィネヴィアは身を引き「いいえ。もう二度と…。」と答えるのであった。



その後、グィネヴィアは終生、修道院で自分の恋が招いた戦いで失われた多くの命に対して祈り続けた。









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アーサー・ペンドラゴン

Author:アーサー・ペンドラゴン
「アーサー王伝説」関連の物語は著書によって、内容も登場人物の設定までも変わりますが、統一性の高いものを優先しつつ、ストーリーに矛盾や無理が生じにくいように一連の流れを書いてみました。

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